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花粉症の治療について

花粉症でお困りの方へ
当院では、花粉症の症状緩和と日常生活の質の向上を目指した治療を行っています。春先になると多くの方がくしゃみや鼻水、鼻づまりに悩まされます。これらは花粉症による症状の一部であり、日常生活に大きく影響することもあります。症状が長く続く場合や市販薬で改善が見られない場合は、医師の診察をおすすめします。

初期療法
症状が本格化する前から治療を始めることで、シーズン中のくしゃみや鼻みず、鼻づまりといったつらい症状を抑える方法です。これを「初期療法」と呼びます。花粉が飛び始める時期に合わせて早めにお薬を使い始めることで、症状の発症そのものを遅らせたり、軽く済ませたりできることが多く、結果的に使う薬の量も減らすことが期待できます。毎年花粉症に悩まされている方は、症状が出てからではなく、症状が出る前のご相談がとても重要です。早めに対策を始めて、快適に春を迎えましょう。
主な治療方法

抗ヒスタミン薬
の処方
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状に対して、抗ヒスタミン薬を処方しています。日中の活動への影響が心配な方には、眠くなりにくいタイプのお薬もご案内しています。

鼻噴霧用
ステロイド薬
鼻づまりがつらい方には、鼻に直接噴霧する点鼻薬を用いた治療を行います。症状の程度に合わせて処方いたします。

舌下免疫療法
(スギ花粉症対応)
体質改善を目指す治療法として、舌下免疫療法にも対応しております。毎日継続して服用いただく必要があるため、ご希望の方は医師にご相談ください。
パフォーマンスへの影響にも目を向けましょう
花粉症は、集中力や仕事の効率にも影響を及ぼすことがあります。当院では、日常生活を快適に過ごすためのサポートを重視しています。症状を軽減することが、仕事や学習のパフォーマンス維持にもつながります。
自宅や外出時のセルフケアも大切です
治療とあわせて、日常生活での工夫も効果的です。診察の際に、セルフケアのアドバイスも行っております。

外出時のポイント
- マスク・メガネの着用
- 表面がなめらかな素材の上着を選ぶ
- 花粉情報をチェック

室内でのポイント
- 帰宅時は衣服の花粉をよくはらい、洗顔・うがいを
- 洗濯物や布団は室内干しを基本に
- 窓の開閉は最小限にし、こまめな掃除を心がけましょう