緑こどもクリニック

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花粉症

花粉症ってどんな病気?

花粉症は植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性の病気で、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが3大症状です。症状がかぜとよく似ているので、見分けるポイントを覚えておきましょう。

花粉症の3大症状

くしゃみ 鼻みず 鼻づまり

 

花粉症とかぜを見分けるポイント

花粉症 かぜ
・症状はシーズン中続く
・発熱はほとんどない
・目のかゆみや充血がある
・1週間ほどでよくなる
・熱が出ることが多い
・せきやたん、のどの痛みがある

 

あなたのパフォーマンス、花粉症で低下していませんか?
疾患ごとの生産損失額をみた海外の調査によると、調査した11の疾患の中で花粉症・アレルギー性鼻炎の生産損失額が最も大きいと報告されました。花粉症がいかに患者さんのパフォーマンスに影響しているかがわかります。

 

自分でできる予防対策は?

薬を使った治療とともに、患者さん自身ができる予防対策もあります。外出するときは花粉との接触をできるだけ避けるようにすること、また、家の中には花粉を持ち込まないように心がけることが大切です。

 

外出時の対策

  • マスクやメガネを着用し、上着は表面がスベスベした素材のものに
  • テレビや新聞などの花粉飛散情報を毎日チェック

 

家の中での対策

  • 帰宅したら花粉をよくはらい、洗顔、うがいを
  • 窓や戸のむやみな開閉は避け、部屋の掃除をこまめに

 

花粉症の治療は花粉が飛び始める前から始めましょう!
患者さんのシーズン中のつらい症状をできるだけ軽くするために、花粉が飛び始める前から治療を始めることを花粉症の「初期療法」といいます。この初期療法により、シーズン中の症状を軽くしたり、お薬を使う回数や量を少なくすることができます。医師または薬剤師にご相談ください。

 

つらい症状はなぜ起こるの?

花粉症の患者さんは、花粉がからだの中に入ってくると肥満細胞という細胞からヒスタミンなど物質が放出されます。このヒスタミンが鼻の粘膜にある神経や毛細血管を刺激し、アレルギー症状が起こります。

 

花粉症の症状の起こり方

1 花粉がからだの中に入ってくる
2 肥満細胞にくっついている抗体と花粉が反応すると、肥満細胞からヒスタミンなどの物質が放出される
3 ヒスタミンが神経や毛細血管を刺激し、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの症状が起こる

 

アレルギーを起こすヒスタミンも脳の中ではヒーローです!
鼻の粘膜ではアレルギー症状を引き起こすヒスタミンですが、実は脳の中では日中眠くなるのをおさえたり、学習能力を高めたり、活動量を増やすようにはたらく、とても大切な物質です。

 

パフォーマンスを取り戻すためには?

花粉症で低下したパフォーマンスを取り戻すには、きちんと治療をして症状をよくすることが何よりも大切です。そのためには、あなたに合った薬を使って、適切に治療することが必要です。

 

花粉症で使われるおもな薬

抗ヒスタミン薬

歯の粘膜でヒスタミンのはたらきをブロックし、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりを軽くします。

鼻噴霧用ステロイド薬

鼻に直接噴霧する点鼻薬で、鼻の症状が強いときに使われます。

 

『舌下免疫療法』による体質改善

アレルギー症状を和らげるよう、体質の改善に作用する治療法です。
詳細はこちらをご確認ください。

 

花粉症の薬によるパフォーマンスの低下をご存じですか?
抗ヒスタミン薬は、脳に移行すると脳のヒスタミンのはたらきをブロックし、知らず知らずのうちにパフォ-マンスを低下させることがあります。これを「インぺアード・パフォーマンス」といい、様々な日常生活に影響がでることがあります。でも、脳に移行しにくい抗ヒスタミン薬もあるので、気になる方は医師または薬剤師に相談しましょう。

 

家の中でのセルフケア

■ 家の中へ花粉を入れないように心がけます

日中は窓や戸のむやみな開閉はさけて!
2~4月の室内塵を調べたある調査では、1m2の床にスギ花粉が多いときで約500個もあり、またシーズン前でも約50個あることがわかりました。
花粉を家の中に入れないためには、日中はできるだけ窓や戸を閉めておきましょう。特に花粉の飛ぶ量が多い日は気をつけ、むやみな開閉は避けましょう。

帰宅時は花粉をよくはらって!
帰宅時は、外で衣服や髪、持ち物についている花粉をよくはらってから家の中に入ります。外出時の服を着替え、洗顔、うがい、そして入浴をしましょう。

洗濯物や布団を外に干すのも注意!
洗濯物や布団はなるべく室内に干しましょう。外に干した場合は、花粉をよくはらってから取り込むことが大切です。

部屋の掃除はこまめに!
それでも家の中に入ってきてしまった花粉は、こまめに掃除をして除去しましょう。特に花粉がもぐりこみやすい布製のソファーやカーテン、じゅうたんなどは念入りに行います。
こまめな掃除は花粉だけでなく塵やダニの除去にも役立ち、気管支喘息や通年性アレルギー性鼻炎などのほかのアレルギー性疾患の予防にもつながります。せひ習慣にしたいですね。